駐輪場・タクシー乗り場側、総合案内側より5番目『まる天』さん
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八戸名物グルメの代名詞
この日は快晴。
空気もおいしく見晴らしの良いプライフーズスタジアム周辺は老若男女の来場客で賑わう。
総合案内付近の広場にはテーブルとベンチが多く設置されており、アットホームな雰囲気で食事や談笑を楽しむ地元サポーターたち。
微笑ましくて素晴らしい光景であり、これから更なる発展を遂げていく地方クラブならではの良さだと感じる。
スタジアムのホームゴール裏の外壁沿いを湾曲して覆い囲むように並ぶスタグルテント。
向かい側も含めて出店数は20軒。
言わずと知れた有名キッチンカーから地元感を感じるスタグルテントとグルメの数々。

八戸の地を訪れたからには外すことができない名物グルメを目掛けて行列の最後尾へ接続。

「さつまいもボール」や「焼きそば」を始めとした縁日系メニューを中心に販売。
しかし、その横に隣接する小さなテントで提供する魅力的な一品が多くの来場客を惹き付ける。

まだ少し肌寒い青空の下で炊き続けられている大鍋から沸き立つ湯気と出汁の香りが堪らない。
テントの奥側のテーブルの上には業務用の和風顆粒出汁や希釈液体麺つゆなどが裸のまま雑費に置かれており潔い。
注文すると小ぶりの発泡スチロール器に熱々の汁とたっぷりの具材が装がれ、せんべいを割りいれて後に現金と交換で受け取った。
七変化するせんべいの食感を楽しむ

芝生スタンド自由席からいただきます。
手始めにすすった温かいお出汁の優しいに味に心が落ち着く。
味付けは薄めで、鰹出汁の風味が際立っているが具材の旨味も感じる。

ごぼうやにんじんなどの根菜と鶏もも肉が大半を占める。
上には、主役の南部せんべいが散らばる。
しっかりとお出汁を吸ったせんべいは、溶けることなく状態を保っており、もっちりとした食感。
おもちのもっちり感とは違う、南部せんべいにしか出せない食感がちょっと癖になりそう。

円型の南部せんべいの外側部分のみみはやや厚いため、汁を吸っても芯の固さが残っており最高に美味しい。
外はもっちり、中はカリっとした新感覚で病み付きになる食感は八戸の外でブレイクしてもおかしくない。
ごちそうさまでした!