3階 B2ゲート付近 『フレッチェダイナー』さん
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賑わいを見せるアメリカン専門店
その綺麗さと近代的なデザインに圧倒される。
2024年2月に開業されたサッカー専用スタジアム「エディオンピースウイング広島」。
広島城から繋がれたデッキを通り、その先に広がる「ひろしまスタジアムパーク」の光景からは日常の生活と一体化したスタジアムの新しい在り方があった。
広場の横には、KFCや猿田彦珈琲などのレストランやショップが隣接しており、試合開催日には一段と賑わっている。
意外にも広大なスタジアムパーク広場にスタグル出店はしていないようで、スタジアム内コンコースを探索することに。

3階コンコースをぷらりとする前に、ビジターシート指定席からもっとも近い「フレッチェダイナー」さんに並んでみる。
コンコース内の各所に売店があり、それぞれにコンセプト付けされているようだ。
フレッチェダイナーさんのコンセプトは”アメリカン”。

馴染みのあるアルコール&ドリンクに、チキンとスープ。

オーソドックスな揚げ物に、丼2種とワンハンドドッグ。
各売店のメニューをちらりと見てみても、バックスタンド側は特にテーマパーク感を感じるラインナップが多い印象。
「広島感」「サンフレッチェ感」に乏しく、調理が勘弁な既製品任せな印象を受けざるを得なかった。
ハンバーグの質感と半熟玉子のクオリティが気になり「ロコモコ丼」を注文。
ハンバーグの弾力と絶妙な半熟玉子

注文後、手渡された商品を受け取り自席からいただきます。
ご飯の量はおよそ150g前後くらいだろうか。
ご飯もハンバーグも温かく、水菜は瑞々しさと色合いを保っている。

パセリが散らされたハンバーグにはデミグラスソースがかかっている。

半熟玉子は割れてしまったがそれでも良い。
まずは、しっかりと”半熟玉子”していることが素晴らしい。

ハンバーグは小ぶりではあるが、肉々しさを感じられる。
ジューシーとまではいかないが、中身がしっかり詰まって咀嚼する度に肉の反発を受けられるだけでハンバーグの意義がある。
デミグラスソースはご飯が進む味付けで美味しい。
購入して食べてみるとがっかりするような出来映えではないと感じる。

スタジアムで食べる一食としては許容されるボリューム感であるが、お値段からするともう一踏ん張り期待させていただきたいところ。
と、容器の底を見て初めて気付いたが、何ともサンフレッチェ仕様なオリジナルプラ容器。
これはテンションが上がる。

表面にもしっかりと三本のフレッチェ(矢)が。

サンフレッチェカラーとエンブレムが余りにも映える。
このような細部までのこだわりはさすがと称賛せざるを得ない。
ごちそうさまでした!