〈車の場合(16分/7.2km)〉
「ベスト電器スタジアム」から空港通り経由
〈公共交通機関の場合(46分/260円)〉
「ベスト電器スタジアム」→徒歩27分(2km)→「福岡空港駅」→空港線 各停 姪浜行で9分→「中洲川端駅」→徒歩10分(650m)
博多の夜を愉しむ中洲の屋台街
福岡の夜といえば「中洲」の屋台街。
西日本一の繁華街とも言われるこの街の屋台街は、地元民やインバウンドを含む観光客でも賑わう。
「天神」と「中洲」、それぞれの屋台のラインナップや雰囲気を感じながら散策しているだけでも楽しい。
特に中洲屋台街として栄える那珂川沿いの風情ある光景は、ネオンが煌びやかに輝いておりテンションが上がる。
どの屋台も満席で行列ができている。
吟味している時間はもったいないと思い、目の前にあった屋台の行列最後尾へ飛び込む。

意外にも食事を目的とした学生らしき客もちらほらと。
地元の方からした屋台街の在り方は観光客のイメージとは違い、日常に溶け込んでいるようだった。

並んでいるとメニューを渡される。
屋台街のマナーとして必要以上の長居はNGらしい。
屋台側も可能な限り客の回転を上げたいのだろうと想像する。

フードは全9種。
そこそこ高単価。
店と客が築く特別な雰囲気の一時
1~2杯お酒を飲んだら次の店へといったように客の出入りはそれなりに頻繁。
席が空くと屋台の中へと案内される。
臨機応変に丸椅子を追加したり、店員に促されてカウンターのスペースを譲り合ったりとフランクな雰囲気が蔓延している。

ハイボール(¥650)。
ゴロゴロとした荒いブロック氷でキンキンに冷えたハイボールがプラスチックカップに並々注がれる。
アウトドアという感じ。

焼き鳥(串6本盛)(¥1800)。
次々と調理されるフードメニュー。
そのスピードと慣れた手つきを目の前で見られるのも楽しい。
焼き鳥は至って普通。
炭火で焼かれたソーセージの存在が嬉しかったりする。

おでん(5種盛)(¥1100)。
シェアをしやすいに切り分けられているのがナイス。
作り手の手間以上に食べ手は嬉しいサービスかもしれない。

焼きラーメン(¥900)。
濃い目の味の豚骨スープを煮詰め焼いたような味と調味液の麺へのまとわり方をしているように感じる。
味が濃いのでお酒も進む。
焼きラーメンの一番の特徴は、麺を焼くことで生まれる香ばしさと麺の弾力や舌触りの違いによるユーモアであると感じた。
食べる部分によって食感が変わるので終始飽きがないのは面白い。
ごちそうさまでした!