〈車の場合(12分/7.1km)〉
「駅前不動産スタジアム」から国道3号経由
〈公共交通機関の場合(46分/520円)〉
「駅前不動産スタジアム」→徒歩10分(700m)→「鳥栖駅前」→10 普 JR久留米駅行〔西鉄バス佐賀高田警察署西久〕で27分→「西鉄久留米」→徒歩9分(600m)
屋台生まれの呼び戻しスープ発祥店
久留米といえば、”久留米ラーメン”。
これを食べずしてこの地を離れるわけにはいかないと、車を走らせて本店へ向かう。

店の隣には専用駐車場を完備。
閉店時間が気になり始める夜分遅くに訪れたにも関わらず、駐車場はほぼ満車。

駐車場に設置されたトイレがすごく綺麗でびっくり。

店の前に設置された記帳ボードに名前を記入して待機。

周辺には記帳を終えて順番を待っているお客さんが賑やかにその時を待っている。
時間も時間なためお酒を飲んだ後の〆としての利用客や、観光客が多いように感じる。
まろやか系とこってり系
順番が来ると座敷席にご案内いただき着席。

お水ではなく緑茶が提供される。
席に配置してあるポットの中にも緑茶が入っており、福岡の八女茶を水出ししたものらしい。

お品書きはシンプル。
ごはんやおにぎりのセットがあるのは勝手なイメージに過ぎないが九州らしさを感じる。
ワンタンのトッピングがあるのは意外。
「ラーメン」と「昔ラーメン」のように王道バリエーションの選択肢を複数用意されると心が揺らいでしまう。

要するに、「ラーメン」はまろやか系で「昔ラーメン」はこってり系とのこと。
ここは「ラーメン」かなぁ。

セットもかなりいい。
チャーシューおにぎりにマヨネーズを添えているのも素晴らしい。

その他にもいろいろなラーメンがある。
食べ比べセットは我々の需要をわかりすぎている。

追加のラードや香味油は興味深い。
香味油替玉はいわゆる和え玉のようなものなのか。
後になってメニューを見返すと頼んでみたかったものが結構ある。

おみやげが安い。

まずは、ぎょうざ(10コ)(¥480)。
小ぶりな一口餃子。
通常の餃子の1/2ほどのサイズなので口へ運ぶ箸の動きが捗る。
焼き目はパリパリで、餡はジューシー。
歴史の詰まった豚骨の深み
注文から時間がかからずに着丼。
オペレーションと役割が確立されているかのような厨房内の動きも見られて楽しい。

ラーメン 並(¥780)。
スープ表面の泡立ちと淡い色が特徴的。

ネギは青ネギ。

黄身は絶妙な固茹で。

お品書きの説明の通りまろやかな口当たりの濃厚な豚骨スープ。

海苔はすでにスープに浸ってシナシナ、だがそれがいい。
チャーシューはロース肉。
さっぱりとした昔ながらのチャーシュー。

パツパツ低加水の細麺がしっかりスープに絡む。
ガツンとパンチのある豚骨とは一線を画す優しくまろやかな豚骨の味わいにほっこり。
屋台生まれの稀有な美味しさはお酒を飲んだ後に本能が欲するのも理解できる味。
ごちそうさまでした!